ハードコンタクトレンズを使用している方へ

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ハードコンタクトの長所は、その素材にあり。

●素材が柔らかで簡単な圧力で変形するソフトレンズと違い、素材が硬いため光学的に安定します。
●酸素透過率が高い。
●涙の交換率が高い。
●眼の異常に気付きやすい。
●眼が乾燥しにくい。
ちなみに、眼科医のハードコンタクトレンズ使用者は非常に多いです。


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眼鏡を作る時は、レンズの使用を休んで下さい。

ハードコンタクトは角膜表面の形状を変化させます。硬い素材で角膜を「型押し」しているためです。角膜は硬さと厚みを持つ一方で、非常に弾力性があり新陳代謝の活発な組織です。その為、硬いコンタクトレンズをコルセットのようにはめる事で容易に形状を変え、また一度変わった形状を一定の時間維持する事が出来ます。眼鏡の度数を合わせる時は、最低でも3日、理想は1週間、レンズの使用をお休みして下さい。型押しされて形状が変化している状態では屈折度数も変化します。角膜を元の形状に戻して検査を行う必要があるからです。